サンドブラスト仕上剤(ガラスコーティング剤)
ブラスト面に薄く塗布することで、指紋跡を付きにくくし、ガラスに透明感を出します。
品番:SB2052 PGコート(サンドブラスト仕上剤) 価格:3,600円(税抜) 【3,960円(税込)】 成分:シロキサン化合物 性状:液体 容量:100g 火気厳禁・第4類・第1石油類・危険等級U ※実用食器等にはご使用をお避け下さい。 |
サンドブラスト部分を保護し透明感を出すPGコート
サンドブラストした部分にPGコートを塗布することで、白くなったブラスト面に透明感が出て
指紋跡を付きにくくし、光沢が出ます。
PGコートはサンドブラスト加工後の表面への 仕上コーティング剤です。 サンドブラストを施した部分は擦りガラスになり、 その擦りガラス部分を指で触ると指紋が付いたり 汚れなども付着しやすくなります。 PGコートをブラスト面に薄く塗布し、 乾燥させることで被膜ができ、指紋などを 付きにくくし、光沢と透明感を出します。 |
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※PGコートの使用例 | |
(A)はサンドブラストのみ、(B)はサンドブラストした部分全体にPGコートを塗布した例、 (C)は桜の中心部分にのみPGコートを筆で塗布した例です。 部分的に塗布する事で作品にアクセントをつける事も可能です。 |
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これは店主が作成した写真の段彫り彫刻です。 ライダーの背面やバイクの一部などにPGコートを筆塗りする事で作品にアクセントをつけています。 |
ガラスへの着色もPGコートで!
PGコートに粉末顔料を溶かして塗布する事でガラスを着色することが出来ます。
@はサンドブラストのみ、AはPGコートを文字全体に塗布した例、 Bは白い顔料を溶かして塗布した例、Cは金色の顔料を溶かして塗布した例です。 この写真ではBの白く色付けした例が少し分かり難いですが、実物は白い文字が際立って見えます。 顔料の色を変えると金色など様々な色の着色が可能になります。 細い文字などを見えやすくするのにはとても効果的です。 着色の粉末顔料は画材店などで入手可能です、お近くに画材店が無い場合は当店までご相談ください。 |
使い方、お手入れ、塗ミスの対処方法などなど
@使用方法筆塗り、またはエアーブラシでの塗布がお勧めです。
細かな文字など塗布箇所が少ない時は筆塗り、ブラスト面が大きく塗布面が大きい時は均一に塗布が出来る
エアーブラシがお勧めです。
PGコートはとても揮発性が高いので、使用時にはマスクを着用し揮発した物を吸わないように気を付けて下さい、
また、エアーブラシ使用時などはマスクと合わせゴーグルの着用をお勧めいたします。
綿棒やティッシュなどでの塗布はお勧めできません。
塗布時に綿棒やティッシュの繊維が抜けてPGコートに残るとそのまま硬化してしまいます、
硬化後には拭き取っても取れませんのでガラス表面にゴミが残ったままになってしまいます。
Aお手入れ
使用した筆やエアーブラシは燃料用アルコールで洗浄してください。
燃料用アルコールは薬局で販売されています、ガラスの油分除去にもアルコールは使用しますので
サンドブラストをする方には燃料用アルコールは必携です。
B塗りミスの対処方法
塗りミスをした部分はPGコートが完全に硬化した後、サンドブラストをするとPGコートを取ることが出来ます。
細かな文字やデザインなど再ブラストが困難な場合もありますので、塗布は慎重に行ってください。
ご注意事項
@実用食器には使えません。実用食器(食器として実際に使う)には塗布しないでください。
グラスやお皿など食器へ塗布したい場合は、あくまで「観賞用」としての使用であれば大丈夫です。
A乾燥時間
塗布後、1日程度自然乾燥させてください。
Bマスキングの上からの塗布の場合
サンドブラスト後、マスキングをつけたまま塗布する場合もあるかと思います。
マスキング材によってはPGコートがマスキング材を硬化させてしまい
ガラスへ引っ付いてしまう場合があります。
PGコートが硬化する前にマスキング材をはがしてください。
PGコートが完全乾燥してしまうとガラスとマスキング材が強固に引っ付いてしまい
はがせなくなってしまう事があります。
マスキングの上から塗布する場合は、必ずご使用のマスキング材とPGコートの相性をテストしてからの
ご使用をお勧めいたします。
−サンドブラストで日本のものづくりを応援する− サンドブラスト工房 るり・あーと 〒754-0044 山口県山口市小郡大正町7番18号 TEL 083-972-1407 E−Mail ruriart@air.ocn.ne.jp 営業時間 10:00〜18:00(月曜日〜土曜日) |